業務用自作PC製作所

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i9-10900K MSI MAG Z490 TOMAHAWK 常用オーバークロック設定

Overclocking

OC Explore Mode [Expert]

CPU Setting
CPU Ratio Apply Mode [All core]
CPUの内部倍率を変更 [51]
CPU Ratio Mode [Fixed Mode]

Advanced CPU Configrarion
C-State [無効]

Ring Ratio [47]

DRAM Setting
XMP [Enabled]

Voltage Setting

Digital Power
CPU Loadline Calibration Control [Mode1]

CPU Core Voltage Mode [Override Mode]
CPU Core Voltage 1.350
CPU SA Voltage 1.300
CPU IO Voltage 1.200

 

変更した箇所のみ、常用なら5.1GHzに落ち着きました。1.35VでCINEBENCH R15・OCCT10分完走。メモリはG.SKILL SNIPER X(F4-3600c19D-32GSXWB)でXMPで3600MHz。オーバークロック設定のキモはRing Ratio。50、49、48でも起動はしますが、かなり昇圧してもCINEBENCH R15で落ちてしまいます。47でベンチ完走。CPUクーラー水冷ではなく空冷で、noctuaのNH-D15より冷えるというZALMANのCNPS20X。アイドル40℃、CINEBENCH R15では100℃でサーマルスロットリングが発生し4.4GHzまで低下。それでもCINEBENCHは2550~2650cb程度。シングルスレッドでは~70℃で225cb。OCCTでは~80℃。確かにNH-D15より冷えます。10900Kは空冷でも使えるか?色々言われてますがハイエンドの空冷CPUクーラーであれば常用可能、簡易水冷でなくても大丈夫。

Z490マザーは一通りチェックしましたが、MSIのMAG Z490 TOMAHAWKはお勧めです。上段のM.2 SSDがグラボに隠れない位置で、M.2スロットは2つありますが両方ヒートシンク付き。LANはIntelのI219Vと、RealtekのRTL8125B-CGという2.5Gが付いています。2.5Gもいらないのですが、Realtekの2.5Gはレイテンシでインテルより優秀ということで、有線LANは今はインテルより蟹の時代。そして一番驚いたのがオーディオ、RealtekのALC1200-VDというチップが載っているようなのですが音がいいです。今までいろんなマザーボードを使ってきましたが、音はこれが一番。これだけの装備で実売2.2万は安いですね。安定性も問題なし。 

MSI MAG Z490 TOMAHAWK マザーボード ATX [Intel Z490チップセット搭載] MB4955