業務用自作PC製作所

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i7 4790K Z97-A 経年劣化後の常用オーバークロック設定見直し その3

不安定になってしまったのでまた設定見直し。OCして使っていると例外なくどのCPUもOC耐性が時間とともに低下していくので仕方ないですね。最近13900Kを購入して調整中なのですが、熱というよりCPUの反りが悪影響を及ぼしているのかもしれません。13900Kでノーマルの固定金具だと通らなかったOC設定が、反り防止金具なら通るなんてことがあるようです。12世代や13世代のインテルは特に反りが酷いのですが、どの世代のCPUも真ん中で抑えているわけで、時間とともに程度の差こそあれ反ってしまってOC耐性が低下してしまうのかもしれません。

この4790Kは4.5GHzだと1.3V以上にあげてもOCCT10分通らないので、4.4GHzで運用することに。買った当初は最新鋭で速くてビックリした4790Kも、今は稼働中のCPUで最も遅くなってしまいました。担わせている業務もメインではないので、そんなに0.1GHzに命かけなくてもいい感じです。発売から9年経ちますが、まだまだ実用範囲なCPU。

OCCT10分だけならもっと低電圧でも通ったのですが業務中にブルースクリーン発生。OCCTの方がCPU負荷は高いのですが、こういうこともあります。現在調整中の13900Kでもそうでした。OCCTが通った電圧から0.1~0.2Vぐらい盛ると業務中も安定します。遅いのも困りますが、止まってしまうのが一番困るので業務用PCはとにかく安定重視です。

Ai Overclock Tuner
ASUS MultiCore Enhancement 無効
CPU内部クロック倍率 Sync All Cores
1コアの倍率制限値 44
最大CPUキャッシュ倍率 40
EPU Power Saving モード 無効

Ai Tweaker\DIGI+ VRM
CPU供給電圧調整 Level9
CPU VRM Switching Frequency 手動
Fixed CPU VRM Switching Frequency(KHz) 500
CPU用VRMフェーズ制御方式 Extreme
CPU Current Capability 140%

Internal CPU Power Management
Long Duration Package Power Limit: 4096
Package Power Time Window: 127
Short Duration Package Power Limit: 4096
CPU Integrated VR Current Limit: 1023.875

Frequency Tuning Mode: +
Frequency tuning offset: 6 %
Thermal Feedback: Disabled
CPU Integrated VR Fault Management: Disabled
CPU Internal VR  efficiency Management: High Performance
Power Decay Mode: Disabled
Idle Power-in Response: Regular
Idle Power-out Response: Fast
Power Current Slope: Level -4
Power Current Offset: -100 %
Power First Ramp Response: 1.50
Power Saving Level 1 Threshold: 0
Power Saving Level 2 Threshold: 0
Power Saving Level 3 Threshold: 0

Extra Over-voltage 無効
CPU Core Voltage 手動モード
CPUコア電圧 1.200
CPU Cache Voltage 手動モード
 CPUキャッシュ電圧 1.210
CPU システムエージェント電圧オフセット調整符号 +
CPUシステムエージェント電圧オフセット値 0.100
CPUアナログI/O電圧オフセット調整符号 +
CPUアナログI/O電圧オフセット値 0.100
CPUデジタルI/O電圧オフセット調整符号 +
CPUデジタルI/O電圧オフセット値 0.100
CPU入力電圧 1.830