業務用自作PC製作所

独自の基準で業務用の自作PC製作&メンテナンス等

i9-10900K MSI MAG Z490 TOMAHAWK 経年劣化で常用低電圧オーバークロック設定見直し 5.1GHz→5.0GHz

4790Kの頃からCPUは経年劣化するというのを体験してきましたが、10900Kも例外ではないようです。最初は1.35Vで5.1GHz動作していたのですが、1.39VまであげてもOCCT10分通らなくなりました。仕方なく5.0Ghzで設定見直し。色々弄ってみて判明したのは、CPU IO VoltageやCPU SA Voltageは10900K+MSI MAG Z490 TOMAHAWKの場合は上げても意味はなく、AUTOのままでOK。勝手にCPU IOだけ1.25Vあたりに昇圧されますが、それ以上に昇圧しても特に安定性に影響はありませんでした。DRAM VoltageもAutoで1.365Vまで昇圧されますが、それ以上に昇圧しても特に意味はありませんでした。

Overclocking

OC Explore Mode [Expert]

CPU Setting
CPU Ratio Apply Mode [All core]
CPUの内部倍率を変更 [50]
CPU Ratio Mode [Fixed Mode]

Advanced CPU Configrarion
C-State [無効]

Ring Ratio [47]

DRAM Setting
XMP [Enabled]

Voltage Setting

Digital Power
CPU Loadline Calibration Control [Mode1]

CPU Core Voltage Mode [Override Mode]
CPU Core Voltage 1.280

 

1.280Vで4.7GHzの個体もあったので、経年劣化したとはいえこの10900Kは当たり石ではあるようです。