GIGABYTE GV-N1050WF2OC-2GD Windforce GTX1050購入&インプレ
長らく使ってきた玄人志向のGTX660が故障。症状は電源を切る時に異常に時間がかかる、再起動するとOCエラー、ディスプレイポートかHDMI出力のうちの一つがたまに二重というか残像のように表示されるの3つ。最初はCPUやマザーボード、メモリ等を疑いましたが、原因を切り分けていくと何とグラボでした。壊れたとなれば業務が滞ってしまわないように速やかに新しいグラボを買うしかない。
業務に要求されるグラボの性能は、所謂ゲーム的な3DのGPUパワーは必要としない。但し多出力&高解像度であればあるほど好ましい。手持ちのモニタはここ10年ぐらいの色んな世代のモニタが混在、DVI・HDMI・DPの全てがある方がよい。DPで発生するマルチディスプレイ時に一部のモニタの電源をオフにするとウィンドウが再配置する問題が解決するかもしれない、かつ4K・60Hz表示対応でHDMI2.0の出力が多い方がよい。なるべく安い方が良い。以上の条件で探すとGIGABYTE GV-N1050WF2OC-2GDに迷うことなく決定。値段を抑えればGTX1050、GTX1050でHDMI2.0が3出力あるのはこれしかありません。最も値段の安かったパソコン工房に注文、送料無料で17258円。
外観。
デュアルファン。動作音は静かです。というのも、ファンが回っていません。3Dアクティブファンという機能で、GPUパワーを必要としない負荷状態や一定の温度以下ではファンが回らない模様。業務中はほぼファンが回らずファンレス状態のようです。また、GTX660ではGPUコアではなくVRM部の発熱が凄かったのですが、GTX1050ではVRM部の温度上昇も殆どありません。
ディスプレイポートとデュアルリンクDVIが各1、HDMI2.0が3出力。最大で同時に4出力。
保護のためのバックプレート。CPUクーラーとの距離は若干縮まりますが、導電性はなさそうなので多少当たっても問題ない?これは想像の話で、ASUSのX99-AとNoctuaのNH-C14S、NH-D15Sは特に干渉せず接触も無かったので未確認ですが。
さて、DP接続時に電源オフ→オンにするとウィンドウが再配置される問題。
結果は記事で書いた通りでHDMI2.0で接続すれば一瞬の画面の点滅はあるものの、ウィンドウは再配置されません。今後はHDMI2.0の出力が多いグラボを買うことになりそうです。
このGIGABYTEのGV-N1050WF2OC-2GDですが、すんなりHDMIで4K接続というわけではありませんでした。デフォルトの設定ではDPなら60Hzで4K接続できるのですが、HDMIでは60Hzで4K接続できず30Hzとなってしまいます。もちろんモニタ側(アイオーデータのLCD-M4K282XB)はHDMI2.0に設定済。
対応していると書いてあるしGTX1050のリファレンスで表示できるのにできないわけはないと思い、Windowsの設定やNVIDIAの設定を見直し。以下のやり方でHDMI2.0で60Hz・4K接続することができました。
NVIDIAコントロールパネルのディスプレイ→解像度の変更→カスタマイズをクリック。
カスタム解像度の作成をクリック。
解像度を4K(水平ピクセル3840・垂直ライン2160)とし、リフレッシュレートを60Hzに設定し、テストをクリック。
これでHDMI2.0の4k表示設定が追加されます。新しい規格は何かと未整備な点があったりしますが、とりあえずDP接続よりも使い勝手が向上&業務に要求される性能は満たすことができました。
GIGABYTE ビデオカードGEFORCE GTX 1050搭載 GV-N1050WF2OC-2GD
- 出版社/メーカー: 日本ギガバイト
- 発売日: 2016/11/03
- メディア: Personal Computers
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