業務用自作PC製作所

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Easeus Partition Master Free版が改悪されている

最新バージョンだと無料版では未割り当て領域へパーテーションを割り当てるができなません。cドライブを増やしたりとかの操作がライセンスコードを入力しての有料版でないと使えないソフトになりました。旧バージョンのパーテーションマスターもネットに落ちていますが、安全性の問題からダウンロードして使うのはあまりお勧めできません。古いバージョンのものが残っていればクラウド上などに保存して使うのがいいでしょう。15.0までであれば、無料で未割り当て領域の操作もできます。SSDのクローンなどは最新バージョンの無料でも利用可能。ちなみに一度最新バージョンをインストールしてしまうと、削除しても旧バージョンがインストールできません。その場合はレジストリを“Partition Master”で検索して全てのエントリを削除するとインストールすることができる状態になります。一部削除できないものはそのままでOK。私の場合は問題が起きませんでしたが、レジストリを弄ると起動できない等の問題が起こることもあるので自己責任で。

i9-10900K MSI MAG Z490 TOMAHAWK 常用低電圧オーバークロック設定 その2

特殊な処理をさせる関係で更にクロックを下げて一台は4.5GHz、もう一台は4.7GHzとして運用することにしました。そんなに体感は差が無いので安定重視です。

 

4.5GHzバージョン。

Overclocking

OC Explore Mode [Expert]

CPU Setting
CPU Ratio Apply Mode [All core]
CPUの内部倍率を変更 [45]
CPU Ratio Mode [Fixed Mode]

Advanced CPU Configrarion
C-State [無効]

Ring Ratio [45]

DRAM Setting
XMP [Enabled]

Voltage Setting

Digital Power
CPU Loadline Calibration Control [Mode1]

CPU Core Voltage Mode [Override Mode]
CPU Core Voltage 1.200


4.7GHzバージョン。

Overclocking

OC Explore Mode [Expert]

CPU Setting
CPU Ratio Apply Mode [All core]
CPUの内部倍率を変更 [47]
CPU Ratio Mode [Fixed Mode]

Advanced CPU Configrarion
C-State [無効]

Ring Ratio [47]

DRAM Setting
XMP [Enabled]

Voltage Setting

Digital Power
CPU Loadline Calibration Control [Mode1]

CPU Core Voltage Mode [Override Mode]
CPU Core Voltage 1.290


OCCT10分通った電圧+0.1Vと安全域多めで。

i9-9900K ASUS PRIME Z370-A 常用オーバークロック設定

CPU Cache Ratioがキモでした。48以上にするとOCCT10分が通りません。47として程々のOCを目指しました。

Ai Overclock Tuner XMP
 XMP XMP DDR4-3603 19-20-20-40-1.35V
CPU内部クロック倍率 Sync All Cores
 1コアの倍率制限値 48
モリー周波数 DDR4-3600MHz
DIGI+ VRM
 CPU ロードライン キャリブレーション Level7
 CPU VRM 動作モード Exrreme
 CPU VRM 稼働フェーズ設定 Extreme
CPU電力詳細設定
 Intel SpeedStep(R) technorogy 無効
Max CPU Cache Ratio 47
Extreme Over-voltage Enabled
CPU Core.Cache Voltage Manual Mode
 CPU コア電圧 1.300
DRAM電圧 1.3530
CPU VCCIO Voltage 1.30000
CPU System Agent 1.35000

 

CPUコア電圧を1.35まで昇圧しても4.9GHzが通らないので、4.8GHzで低電圧を目指しました。クーラーはDeepcoolのアサシン3でサーマルスロットリングも発生せず温度はだいぶ余裕があります。

 

i9-10900K MSI MAG Z490 TOMAHAWK 常用低電圧オーバークロック設定

業務中にマシンがフリーズ、しかもフリーズした瞬間に回線も切れるという謎の症状に見舞われました。回線切れを起こすとルーターに繋がっていた他のマシンも回線切れ、ルーター再起動からの再認証と、業務にかなりの支障が出ます。最初はプロバイダーかNTTから何らかのアクセス制限を受けたかと思いましたが、それならマシンがフリーズはしないハズ。色々条件を変えて再現して見ると、CPU負荷が上がり温度が100℃近くになるとフリーズ+回線切れを起こすようです。OCCT10分通っている設定でも、実際の業務でCPUが高温になって止まることがあるというのは新しい発見でした。対策としてはCPU温度が上がらない範囲での低電圧OCを試みます。

Overclocking

OC Explore Mode [Expert]

CPU Setting
CPU Ratio Apply Mode [All core]
CPUの内部倍率を変更 [47]
CPU Ratio Mode [Fixed Mode]

Advanced CPU Configrarion
C-State [無効]

Ring Ratio [47]

DRAM Setting
XMP [Enabled]

Voltage Setting

Digital Power
CPU Loadline Calibration Control [Mode1]

CPU Core Voltage Mode [Override Mode]
CPU Core Voltage 1.190
CPU SA Voltage 1.300
CPU IO Voltage 1.200

Ring Ratioと同じ47で、どれぐらいまで電圧を下げられるか試してみます。1.170VでOCCT10分完走せず、1.180Vで完走。温度の方は余裕あるので1.190Vとしました。OCCT時は70℃を少し超えるぐらい、業務中で80℃を少し超えるぐらいになりました。CPUクーラーはThermalrightのフロストスピリット140。ヒートパイプはNH-D15やZALMAN CNPS20X等の空冷ツインタワーのハイエンドの12本に比べると8本ですが、まあまあ冷えてくれます。お値段はリーズナブル。高さが158mmと微妙に低いのはケースによっては使い勝手がいいかも。

 

i7 4790K Z97-A 経年劣化後の常用オーバークロック設定見直し その2

2014年 購入 4.6GHzで常用OC、安定動作。 

2018年 11月 経年劣化でクロックを下げないと安定せず。昇圧すると再度4.6GHzで安定動作。

2021年 3月 再度4.6GHzで安定動作せず。一時的にクロックダウンで対応。

 

ということで、また2018年11月と同じように昇圧して安定するか試みます。しかし1.275Vから1.35Vぐらいまで上げても4.6GHzだとOCCTはすぐに落ちてしまいます。4.5GHzに落とすと完走。今はメインPCでもないので無理なOCは避けて4.5GHzで最適な電圧を探りました。1.275Vで安定動作。2014年はWindows7でPrime95、2018年はWindows8.1でOCCT、2021年はWindows10でOCCTで10分完走できるかどうかで全く同条件ではないのですが、おそらくCPUは劣化しているのでしょう。オーバークロックのせいなのか分かりませんが、使っていればOC耐性は落ちていくようですね。購入以来、平日は一日8時間以上稼働、今も最新鋭のノートPCと同等ぐらいの性能。設定を詰めればド安定なので優秀なCPUだとは思います。6800Kや6900Kに比べれば劣化するスピードも遅いです。私の構成では6800Kや6900Kの方が発熱しているので、CPUの違いというより単に発熱していると劣化が早いということなのか、または両方影響しているのかもしれません。

 

Ai Overclock Tuner
ASUS MultiCore Enhancement 無効
CPU内部クロック倍率 Sync All Cores
1コアの倍率制限値 46
最大CPUキャッシュ倍率 40
EPU Power Saving モード 無効

Ai Tweaker\DIGI+ VRM
CPU供給電圧 Level8
CPU VRM Switching Frequency 手動
Fixed CPU VRM Switching Frequency(KHz) 500
CPU用VRMフェーズ制御方法 Optimized
CPU用VRMフェーズ制御方式 Extreme
CPU Current Capability 140%

Internal CPU Power Management
Long Duration Package Power Limit: 4096
Package Power Time Window: 127
Short Duration Package Power Limit: 4096
CPU Integrated VR Current Limit: 1023.875

Frequency Tuning Mode: +
Frequency tuning offset: 6 %
Thermal Feedback: Disabled
CPU Integrated VR Fault Management: Disabled
CPU Internal VR efficiency Management: High Performance
Power Decay Mode: Disabled
Idle Power-in Response: Regular
Idle Power-out Response: Fast
Power Current Slope: Level -4
Power Current Offset: -100 %
Power First Ramp Response: 1.50
Power Saving Level 1 Threshold: 0
Power Saving Level 2 Threshold: 0
Power Saving Level 3 Threshold: 0

Extra Over-voltage 無効
CPU Core Voltage 手動モード
CPUコア電圧 1.275
CPU Cache Voltage 手動モード
 CPUキャッシュ電圧 1.280
CPU システムエージェント電圧オフセット調整符号 +
CPUシステムエージェント電圧オフセット値 0.399
CPUアナログI/O電圧オフセット調整符号 +
CPUアナログI/O電圧オフセット値 0.100
CPUデジタルI/O電圧オフセット調整符号 +
CPUデジタルI/O電圧オフセット値 0.100
CPU入力電圧 1.830