i9-10900K MSI MAG Z490 TOMAHAWK 常用低電圧オーバークロック設定
業務中にマシンがフリーズ、しかもフリーズした瞬間に回線も切れるという謎の症状に見舞われました。回線切れを起こすとルーターに繋がっていた他のマシンも回線切れ、ルーター再起動からの再認証と、業務にかなりの支障が出ます。最初はプロバイダーかNTTから何らかのアクセス制限を受けたかと思いましたが、それならマシンがフリーズはしないハズ。色々条件を変えて再現して見ると、CPU負荷が上がり温度が100℃近くになるとフリーズ+回線切れを起こすようです。OCCT10分通っている設定でも、実際の業務でCPUが高温になって止まることがあるというのは新しい発見でした。対策としてはCPU温度が上がらない範囲での低電圧OCを試みます。
Overclocking
OC Explore Mode [Expert]
CPU Setting
CPU Ratio Apply Mode [All core]
CPUの内部倍率を変更 [47]
CPU Ratio Mode [Fixed Mode]
Advanced CPU Configrarion
C-State [無効]
Ring Ratio [47]
Voltage Setting
Digital Power
CPU Loadline Calibration Control [Mode1]
CPU Core Voltage Mode [Override Mode]
CPU Core Voltage 1.190
CPU SA Voltage 1.300
CPU IO Voltage 1.200
Ring Ratioと同じ47で、どれぐらいまで電圧を下げられるか試してみます。1.170VでOCCT10分完走せず、1.180Vで完走。温度の方は余裕あるので1.190Vとしました。OCCT時は70℃を少し超えるぐらい、業務中で80℃を少し超えるぐらいになりました。CPUクーラーはThermalrightのフロストスピリット140。ヒートパイプはNH-D15やZALMAN CNPS20X等の空冷ツインタワーのハイエンドの12本に比べると8本ですが、まあまあ冷えてくれます。お値段はリーズナブル。高さが158mmと微妙に低いのはケースによっては使い勝手がいいかも。